1個から買えて、らくらく導入!ロームの大好評「無線LANモジュール」に フラッシュメモリ内蔵タイプが登場。より簡単に使いやすくなりました!

2013年6月26日 <要旨> ローム株式会社(本社:京都市)は、モバイルプリンタやエアコンなどスマートフォンと連携する電子機器に簡単に無線機能を搭載できると好評の無線LANモジュールシリーズにおいて、新たにフラッシュメモリ内蔵タイプ「BP3599」をラインアップしました。 本製品は、内蔵のフラッシュメモリに無線LANファームウェアが書き込まれているほか、国際標準規格「IEEE802.11b/g/n/i」に準拠し、TCP/IPプロトコルスタックもモジュール側で処理。チップアンテナも内蔵し、日本とアメリカの電波法認証取得済みのため、セットに組み込むだけで、すぐに無線LAN通信が可能です。 なお、本製品は2012年8月から既にサンプル出荷(10,000円/個)を開始しており、2013年7月から当面月産2万個の体制で量産を開始する予定です。生産拠点はローム・アポロ株式会社(福岡県)となります。 <概要> 近年、ホームネットワークの普及により、無線LANはスマートフォンや家電製品をはじめあらゆる機器で搭載が進んでいます。しかし、一般的に無線LANの導入には、無線LAN規格準拠処理の組み込みや、アンテナ設計、さらには電波法の認証など、開発に膨大なコストと時間が必要となります。また、さまざまなサポートを必要とするため、部品の大量購入が求められるなど、導入を検討される多くのお客様にとって懸念事項となっていました。 こうした中、ロームは2012年に無線LAN通信を構築する上で必要な機能をすべてモジュール側に内蔵した製品「BP3591」をリリース。1個から買えて、簡単に導入できる点が非常に好評で、数百社のお客様にサンプル提供や販売を実施してまいりました。一方で、さらに簡単に無線LANを導入したいという声も多く、フラッシュメモリ内蔵タイプへの要望が高まっておりました。 <新製品の詳細> 今回、ロームはお客様の要望にお応えし、TCP/IPプロトコルスタック内蔵ファームウェアを書き込んだフラッシュメモリを内蔵した無線LANモジュール「BP3599」を開発しました。無線LAN通信に必要な要素が全て入ったオールインワンの無線LANモジュールとなっており、お客様の開発負荷や製造負荷を大幅に軽減します。 また既に量産中の無線LANモジュールBP3591の優れた基本機能(国際標準規格「IEEE802. 11b/g/n/i」準拠、チップアンテナ内蔵、国内電波法認証取得済みなど)をそのまま継承。コネクタのピンアサインもBP3591と互換性があるため、簡単に置き換えることができます。 ロームでは、引き続き、ネット商社を介して1個から購入できるWEB環境を整えるとともに、充実したサポート体制を提供してまいります。 <本製品の特長> オールインワンの無線LANモジュールで製造負荷を大幅に軽減 内蔵したフラッシュメモリには、既にTCP/IPプロトコルスタック内蔵ステーションファームウェアおよびアクセスポイントファームウェアの両方が書き込まれており、フラッシュセレクト端子のHigh/Lowを切り替えるだけで、自由自在に動作モードを替えることができます。 <製品のスペック> 無線LAN規格 IEEE802.11b,IEEE802.11g IEEE802.11n,IEEE802.11i ホストインターフェース UART(~921600bps) 内蔵フラッシュメモリ 4Mbitシリアルフラッシュメモリ 送受信周波数 2,400MHz~2,483.5Mhz(ch1~ch13) 送信Power IEEE802.11b : 15dBm±2dB IEEE802.11g : 13dBm±2dB IEEE802.11n : 12dBm±2dB 通信レート IEEE802.11b : 1~11Mbps IEEE802.11g : 6~54Mbps IEEE802.11n : 6.5~72.2Mbps アクセス方式 CSMA/CA アクセスモード インフラストラクチャ/ アドホック セキュリティ 64bit/128bit/ WEP,TKIP,AES 電源電圧 3.3V TO-220FN 連続送信時 : 300mA Typ. 消費電流 受信時 : 200mA Typ. スリープ時 : 500μA RB228T100 動作環境 温度 : -40~+85℃ 湿度 : 85%以下(結露なきこと) WPS(Wi-Fi protected set up) PIN方式、PBC方式 電波法認証 日本、アメリカ(外付けアンテナ使用時は日本のみ) フラッシュメモリ Region 1 TCP/IPプロトコルスタッフ内蔵ステーションファームウェア Region 2 TCP/IPプロトコルスタッフ内蔵アクセスポイントファームウェア <用語説明> 1. 国際標準規格「IEEE802.11b/g/n/i」 2.4G帯を用いる無線通信規格のひとつ。それぞれ最大11Mbps(802.11b)、最大54Mbps(802.11g)、最大300Mbps(802.11n)の伝達速度を実現している。802.11iは、無線LANにおけるセキュリティ規格のこと。 2. TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)プロトコルスタック インターネットやイントラネットで標準的に使われるプロトコル。 プロトコルスタックとは複数のプロトコルを階層構造に積み重ねたソフトウェア群のこと。 3. ファームウェア 電子機器を制御する為の基本的なソフトウェアのこと。最近では機器への機能追加や不具合修正のため、新しいファームウェアをインターネットなどを通じて配布することがある。 ■新製品速報 フラッシュメモリ内蔵 無線LANモジュール BP3599 (PDF:1930kB)

この記事の重要度

星をクリックして評価してください。

Average rating / 5. Vote count:

参照元