世界初!1005サイズで0.2Wの定格電力を実現! 耐サージチップ抵抗器「ESR01」をロームが開発!

発表日:2010-09-01 半導体メーカーのローム株式会社(本社:京都市)はこのほど、携帯電話などのモバイル機器から各種電源機器まで幅広い用途で使用可能な、耐サージチップ抵抗器「ESR01シリーズ」を開発しました。この製品は既にサンプル出荷(サンプル価格:3円/個)を開始しており、7月より月産500万個の規模で量産を開始しました。生産拠点はROHM Integrated Systems (Thailand) Co., Ltd. (タイ)となっています。 近年、あらゆる電子機器の小型化・高機能化の進展に伴い、小型かつ高電力の抵抗器の需要が高まっています。 今回ロームでは、超小型チップ抵抗器(0402サイズ)で培った高精度な加工技術・印刷技術・トリミング技術を駆使し、 世界で初めて1005サイズで0.2Wの高電力を実現した耐サージチップ抵抗器を開発、同サイズのローム従来品(0.063W)と比べ、 約3.2倍の定格電力を実現、大幅な実装面積削減(約60%減)を可能にしました。 また、電子機器の内部が益々複雑化する中で、サージ対策の必要がより高まる傾向にあります。 サージ電圧は回路そのものを破壊する可能性もあり、適切なサージ対策を施すことが電子回路の設計上不可欠となっています。 このため、高電力かつサージ特性を向上した耐サージチップ抵抗器を使用する傾向が年々高まっております。 これまでの耐サージチップ抵抗器は1608サイズが最小パッケージとなっていましたが、 ロームは抵抗体パターンの最適化や抵抗体材料の見直しを行い、1005サイズと小型ながら静電気耐圧2kVを実現しました(Human Body Model)。 例えば、携帯電話のストロボフラッシュ回路では瞬間的に高電圧が印加されるため、 これまで1608サイズの高耐圧チップ抵抗器が使用されていましたが、ESR01シリーズでは耐サージ特性を向上したことで 1005サイズでの置き換えが可能となり、ストロボフラッシュ回路の小型化に貢献します。 ロームは、小型・ハイパワー・低抵抗など、抵抗器に要求される幅広い技術で世界をリードしています。 今後もモバイル機器や車載機器向けに、高信頼の抵抗器ラインアップの拡充を進めてまいります。 ■耐サージチップ抵抗器「ESR01」の特長 世界初、1005サイズで0.2Wの高い定格電力を実現。 耐サージ特性(HBM)2kVを保証。 パルス特性向上。 ■仕様 品名 サイズ(mm) 定格電力 抵抗値範囲 抵抗値許容差 使用温度範囲 ESR01 1.0×0.5 0.2W 10Ω~1MΩ J(±5%) F(±1%) -55~155ºC ■用語説明 サージ電圧(HBMは、Human Body Modelの略) 電気回路などに瞬間的に定常状態を超えて発生する電圧。 ■定格電力 サイズ ESRシリーズ MCRシリーズ 1005 0.2W 0.063W 1608 0.2W 0.1W 2012 0.25W 0.125W 3216 0.33W 0.25W 3225 0.5W 0.25W 5025 – 0.5W ■耐サージ特性

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