4線式抵抗膜方式タッチパネルコントローラIC BU210xxシリーズの製品情報を公開

製品概要 | 特長 | スクリーン制御機能比較 | ラインアップ 製品概要 タッチスクリーンパネルは複数点の検知が可能な静電容量式が急速に伸びていますが、デジカメやカーナビゲーションなどでは、未だに価格の安い抵抗膜方式も多く使用されています。 抵抗膜方式は一般的にペンを使う用途やボタン選択を行うなどの1点検出が原則ですが、ロームではいちはやく2点検出可能なコントロールICの開発に成功し量産供給をしています。 特に車載対応品ではディスプレイオーディオ、カーナビゲション等で幅広く採用され、多数の実績をあげています。 ■用語説明 ・抵抗膜方式 2枚のシート(フィルム、ガラス)を上下に張り合わせたもの。接触面はITOが成膜されており、誤接触防止のドットスペーサが配置されている。片側のシートに電圧が印加されている状態にて逆側のシートより読み取った電位より接触点を検出できる。 ・静電容量方式 指がタッチパネルに触れることで、電極の容量が変化し、その値を測定することで位置を検出 する方式。圧力の変化を感知する抵抗膜方式と比べて、マルチタッチに適している。 特長:2点検出可能なタッチスクリーン用コントローラICをラインアップ 4線式抵抗膜方式タッチパネルに対応 CPUを内蔵、2点ジェスチャー検出可能 外付け部品が不要 キャリブレーション機能により量産時のバラツキや温度、経年劣化による特性変化を吸収 爪での操作や手袋を装着しての操作も可能 スクリーン制御機能比較 ラインアップ 品名 タッチ検出 分解能 MCU 電源電圧 動作温度範囲 パッケージ 備考 BU21023MUV 2点/1点 1024x1024 8bit 2.7~3.6V -20~+85℃ VQFN028V5050 5.0 x 5.0 x 1.0mm BU21023GUL VCSP50L2 2.6 x 2.6 x 0.5mm BU21024FV-M -40~+85 SSOP-B28 10.0 x 7.6 x 1.15mm 車載対応 BU21021GUL 4096×4096 32bit -20~+85℃ VCSP50L2 2.65 x 2.7 x 0.5mm BU21029MUV※ – 1.65~3.6V VQFN020V4040 4.0 x 4.0 x 1.0mm BU21029GUL※ VCSP50L2 2.0 x 2.0 x 0.5mm BU21025GUL 1点 -30~+85℃ VCSP50L2 2.0 x 1.5 x 0.5mm ※ 開発中 4線式抵抗膜方式タッチパネルコントローラIC以外にも独自の技術を活かしてお客様のニーズに沿った製品開発を進めるとともに、さらなる製品シリーズの拡充に努めてまいります。

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